悪しき習慣、蕎麦打ち

あけましておめでとうございます

どうせ誰も見てないから新年初回から不快な記事を書こうと思う。

 

まず去年はどんな一年だったか

引っ越し、慣れない土地での仕事、約1ヶ月で退職、再度就職、1週間で退職、精神を病み病院に通うが周囲の理解をあまり得られず自己判断で通院をやめる。その後8月に再度就職し、やっと自分に合う職場を見つけて今のところ続いている。

カスみたいな一年だったが私にとっては激動だった。いずれ一つ一つ記録記事を書こう。

 

今年はどうか心穏やかに過ごせますように。

社会不適合だと思われても、わがままだと言われても自分の心を守ることを第一にしたい。

 

年末年始。毎年毎年思う事があるので書きたい。

私の実家は毎年年末に蕎麦打ちを行う。

元は母方の実家がしていたが祖父が亡くなってからは道具等も受け継ぐ形でやっている。

はっきり言って蕎麦打ち、大迷惑だ。

 

まず蕎麦打ちをすると、その作業部屋は蕎麦粉まみれで蕎麦未食の幼児は隔離しなくてはいけない。寒い季節だが換気のために窓も開ける。そして蕎麦を茹でるのはとても難しい。作るそばの量が多すぎるので大量のお湯を何度も沸かして鍋もいくつも用意している。

蕎麦を茹でた鍋も、ザルもボウルも、湯切りしたシンクもドロドロで非常に洗うのが大変。

蕎麦粉を大量に纏った水が流れる排水溝は詰まり水が逆流してくる。

蕎麦を打つのは父と私の夫。茹でるのは母と私。

毎年毎年、母はイライラしている。片付けが大変だし我の強い父と茹で方やら蕎麦粉とつなぎの割合とやらで揉めるし、苦労して茹でた結果上手くいかない事も多々あるからだ。

とくに去年末は酷かった。用意していた蕎麦粉の分全て失敗して母がわざわざ追加でまた蕎麦粉を買ってきてまた一からやり直しになった。

失敗した蕎麦は捨てるのももったいないので揚げて蕎麦煎餅?にしていた。

 

何か言いたいかというと、とにかく蕎麦打ちはコスパが悪すぎる。

苦労の割に美味しい蕎麦が出来上がる可能性は限りなく低いし、超大変な蕎麦粉から生地を作る工程を経て、最終の茹でる工程が終わらないと失敗か成功かもわからない。

個人的には蕎麦は細くてツルッと入っていくものが好きだけど、所詮実家の素人手打ち蕎麦は太くて麺の太さは不揃いでぶつぶつ切れていて短いしなんか麺の風味もくどいしつゆに入れると何故かベチョっとするのがほんとに嫌いだ。

 

私の旦那は田舎蕎麦だとありがたかってるみたいだけど、私は幼少期からずっと年末は手打ちそばを食わされしかも大量に作るもんだから1月いっぱい昼飯に蕎麦が出てきてもうほんとにうんざりだった。

その体験から素人の不味い蕎麦は迷惑でしかないと揺るぎなく思っている。

やりたいなら自分達だけで消費できる量だけで作って欲しいし冷凍すれば良いとか言って私達に大量に押し付けてくるな。

しかも一度全部茹でている麺だからか冷凍した後の蕎麦は一段とまずい。

 

絶対、そんなにいらないと断っても押し付けてくるしうちの母はいじけるから超めんどくさい。言えるもんなら言いたい。

「せめて一食分だけで良い。冷蔵庫の肥やしになるだけだから」と。

 

とにかく蕎麦はプロの作ったものが一番美味しいし無性にどん兵衛が食べたくなる。

 

年末にイライラしながら不味い蕎麦を作る両親を見ていると本当に伝統ってなんなんだろうと思うし、絶対に引き継ぐつもりはない。

夫が自宅ですると言い出した日には外でやらせる。

 

蕎麦打ち、定年後のオヤジがハマるイメージだが、なんでよりにもよって高難易度のものを選ぶのか。

家族に迷惑かけるぐらいなら、日々の自炊にハマって妻が仕事の日の自分の昼食ぐらい家にあるもので1人で作って片付けまでして、たまに家族のご飯を作ってあげる方がめちゃくちゃ感謝されるのに。退職後趣味を作らなきゃとか言ってる男性に言いたい。

ご家庭の冷蔵庫の中を全て把握していますか?一度でもじっくり見たことはありますか?

冷蔵庫の中の食材だけで、献立を考える事が何よりボケ防止になるよ。

 

母は朝早くから仕事なのに、休みの父の昼食を作って温めるだけで食べられるように準備して出勤する。

昼に父は電子レンジの使い方がよくわからず「ぬるい」と文句を言い、母が作った味噌汁をよそった後に鍋を冷蔵庫にしまわず出しっぱなしにして夜帰宅した母がそれを見てキレ光景を見ると、蕎麦打ちより何より身につけることあるだろと強く思う。

 

 

あぁ、冷凍庫を圧迫している大量の蕎麦と

失敗蕎麦を揚げたギトギトの蕎麦煎餅?というかベビースターラーメンの様なもの、

絶対に少しずつ捨ててやる。